「犯人は誰?」

カウンセリングスキル

こんにちは。

のべ15年 30000件を超える経験

生きづらさ解放カウンセラーの

本郷彰一(ほんごうしょういち)です。

土曜日は「カウンセリングスキル」を

お届けしていきます。

犯人は誰?

こんなことばを見ると

刑事モノとか推理モノとか

名探偵〇〇ンとかを連想しちゃいますね。

ところが。この

「犯人は誰?」という視点って

カウンセリングでもメチャクチャ大切です。

つまり、こういうことなんです。

犯人=主語 は誰か?

カウンセリングでは、お客様は

いろいろなお悩み・お話をされます。

ですが・・・。

あくまでお客様には

悪気は全くないのですが

主語がない

もしくは不明の話が

とにかく多いのです。

いやいや、そこらへんは

いちいち言わなくても

?空気読める”でしょ?

・・・って思いますよね。

カウンセラーだったら

当然、そういうのわかるはずだ、と。

たとえばですが、目の前の人が

こういうことを言ったとします。

「ほら!やっぱり言わないじゃない!」

さて、この話のシチュエーションって

想像できますか?

こういう疑問がわきませんか?

「え、誰が何を言わないの?」

「それっていつのこと?」

「そもそも、誰に向かって言ってるの?」

・・・と。

こういったことがわからないと

一体この人が話をしている時の状況が

全く分かりませんよね。

もしくは、聞き手であるあなたが

自分の価値観・思い込みで

勝手な想像をしちゃうことになります。

それって、カウンセリングにおいては

かなり危険です。

だって、某お笑い芸人のコントみたいに

話が全くかみ合わないのにもかかわらず

お互いそのことに気づかないまま

話がどんどん進んでいってしまう

可能性があるからです。

だからこそ、

「犯人は誰?」

・・・違った(;・∀・)

「主語は誰?」

でした!!