悪気がないのが一番悪い

起業マインド

こんにちは。

本郷です。

私がやっている

カウンセリングは

すべての人に

チャンスがある形で

サービスを提供しています。

つまり、

「〇〇限定」という形で

お客様の選別はしていません。

もちろん、理由があります。

ずっと昔。

私がまだ20代だったころ。

当時、保育士になるために

就職活動をしていました。

とりあえず、「見学」を

させていただくために

園長先生にアポ取りをします。

いきなり園に訪問するのは

失礼にあたるので

電話でのアポ取りがマナーでした。

でも、とある園に電話をした時

その園の園長先生は

いきなりこう言ったのです。

「男は要りませんから!!」

その直後

電話は一方的に切られました。

一瞬、何が起こったのか

事態を飲み込めませんでしたが

「ああ、これが男女差別か」

しばらく時間が経ってから

ようやくこのことに気付けたのです。

いわゆる「女性中心の職場」では

(今はもうないことを祈りますが)

当時、こんなことは普通にありました。

おそらく、その園長先生の価値観が

「保育は女性にしかできない」

→男は要らない

というふうな構造に

なっていただけなのでしょう。

つまり、悪気はなかったのです。

しかし、これは悪気がないだけに

修正しないといけないことにすら

気づけません。

結局のところ

私が職場見学のアポを

門前払い食らった理由は

私が男性だから。

これ以上でもこれ以下でも

なかったのです。

しかし、ちょっと冷静に

考えてください。

これって、私の努力では

どーにもならないですよね。

女性だったら

それだけでOKなのに。

とても悔しいし、

腹立たしいし、

虚しいし。

でも、それを

その園長先生に言ったところで

私に謝るワケがありません。

だって、園長先生は

自分が差別していることに

気付いていないのですから。

なので、せめて

私がサービスを

提供する側になった時は

こういう差別だけは

やらないようにしよう。

その想いがあって

今のサービスは

「チャンスはすべての人に平等に」

これを大切にしています。

カウンセリングをしていると

そういった、その人の人柄や

人に対する姿勢、在り方が

無意識的に

相手に伝わります。

あなたに悪気があってもなくても

それは、勝手に伝わるのです。

だからこそ、あなたの

態度、在り方はどうなのだろう?

常に、自分チェックが大切なのです。

悪気なく相手を傷つけたり

不快な思いをさせたり

しないように。