結婚10年は長い?短い?

事例

こんばんは。

のべ15年 30000件を超える経験

生きづらさ解放カウンセラーの

本郷彰一(ほんごうしょういち)です。

いつもどおり

スーパーで買い物をしていると

こんな立ち話が聞こえてきました。

「ダンナにムカついてさー」

「えー、いい人そうなのに。なんで?」

「結婚して10年もすれば色々とね~」

「10年!?マジすごい、憧れる」

こんな感じの会話です。

さて、あなたは

「結婚10年」って聞いて

「長い」と感じましたか?

それとも

「いやいや、まだまだ短いわ!」

って感じましたか?

はたまた

「結婚なにそれ、オイシイノ!?」

・・・って思いましたでしょうか。

一体、この感じ方の違いは

どこからくるのでしょう。

そう・・・。

これこそが「価値観フィルター」っていうやつです。

つまり、無意識的に

あなたの人生経験という

フィルターを通しているのです。

このフィルターを通すと

「あなた基準」の判断が伴います。

無意識にジャッジしちゃうんですね。

たとえ話を使って

わかりやすく(?)

説明してみますね。

それなりの値段がする

カメラでは

フィルターを装着できますが

赤色とか青色とかの

特定の色を強調する

フィルターっていうのがあります。

そういった色フィルターを装着して

写真をとると

全てのものが赤とか青とかになります。

(夕暮れぽいとか、レトロ調とかもOK)

これ同様に

あなたから見た他人に対する

印象・評価も無意識のうちに

色フィルターのごとく

「正しい」「間違ってる」などの

判断を勝手につけてしまうのです。

結婚10年の話に戻しますと

現在70歳の方で金婚式をやったぞ、

っていう人にすれば

10年なんて、まだまだ赤子みたいに

感じるでしょう。

逆に、結婚どころかお付き合いも

全く無縁の人からすれば

結婚そのものが奇跡で

10年なんて聞けば神ってると

感じるでしょう。

あなたが心理カウンセラーとして

お客様のカウンセリングをする時も

この色フィルターを

無意識に通してしまうので

悪気はなかったけど

相手を傷つけてしまう

ということが起こります。

たとえばですが、

「結婚10年目で・・・」

っていうお客様がいたとして

もし、そのお客さまが

金婚式を目指している人だったら

「まだ10年」って感じているはずです。

逆に、10年間ずっと

モラハラを我慢で耐えた人ならば

「永遠に感じる10年」だったはず。

こういうところでカウンセラーが

お客さまの判断と違う判断を

勝手に言っちゃうと

お客さまは、傷つきます。

だからこそ・・・

心理学の知識をしっかり学んで

カウンセリングに活かして頂きたい。

(今日はちょっとマジメすぎたかな?)

※これは本郷の色フィルターです