現代は、ものごとの
「回転が速くなる」時代。
それは、地球の自転ですら
速くなっているようで。
こんにちは。
本郷です。
こんなニュースを見ました。
一言で内容をまとめると
「地球の自転が早くなっている」
「負のうるう秒を導入で世界が混乱!?」
「世界中のシステムがダウンするかも・・・」
こんな内容でした。
1年が正確に1年じゃないのね。
つまり、
12月31日23時59分58秒の
次の秒が
1月1日0時0分0秒。
たったこれだけのことだけど、
常に「絶対間違えない」ことの代名詞ともいえる
パソコンさんにとっては超絶大問題。
だって、あるべき「59秒」を
今年だけ、スルーしてください!
って言われるのですから。
え、なにそれどういうこと!?
それって例えるならば
毎日欠かさず
朝ごはんに「牛乳」を飲んでいる習慣を
30年以上続けている人が
いつもどおり起きてきて
「さあ今日もいつもの牛乳を・・・」って思って
冷蔵庫を開けたら・・・ない!!
毎朝絶対欠かさず
30年以上飲み続けてきた
もはや人生の一部ともいえる牛乳が、ない!!
・・・ちょっとこういうシーンを
想像していただきたいのです。
たぶん、「牛乳がない」という事実に
気付いた瞬間
この人の思考はフリーズするでしょう。
自転速度の上昇にともなう
負のうるう秒は、パソコンさんにとって
これ以上の衝撃を与えることになるのです。
しかしこれは
あくまで「常に完璧で例外なんて一切ない」
パソコンさんの話。
我々にんげんにとっては
1年の長さが1秒減ったぐらいでは
「気づかない」というのが普通でしょう。
仮に気付いたとしても
「まあ、それぐらいどうってことないや~」と
難なくやりすごせるはずです。
これは、
「根拠のない自信」
があるからこそ
「だいじょうぶ、なんとかなるさー」
って思えるのです。
こういうのって、カウンセリングや
愚痴を聞く、相談に乗るといった
人の話を聴くことでも
同じです。
想定外の話が飛び出したり
あなたにとって衝撃の強い話を
聞かされると、
あなたは動揺したり、
話を聴きたくなくなったり、
あるいは、正論で返したりします。
しかし、パートナーや子ども、同僚などとの
人間関係を良好に保てている方や
ほんものの心理カウンセラーの場合は
そうではないのです。
「ああ、そうなんだ~」っていうふうに
相手の話を、まるごと受け止められます。
あなたも、そういうふうに
「動じない自分」に
なりたくないですか?