のべ20年 30000件を超える経験
生きづらさ解放カウンセラーの
本郷彰一(ほんごうしょういち)です。
ついこの間まで
桜が咲いていたのに
すっかり夏日に
なっちゃいましたね・・・。
TVを観ていても
「4月なのに」とか
「季節外れの」とか
いかにも
「今年だけが異常です」
というような言われ方。
でもね。
ちょっと冷静に
考えていただきたいのです。
確かに、100年前と比べると
温暖化していると思いますが
少なくとも、この10年間の
データはどうなっていたでしょう?
毎年、どこかの日には
「夏日、もしくはほぼ夏日」
の最高気温になった日があるのです。
つまり、単純に
今日のニュースだけを観ると
「今年だけが異常なんだ!!」
って思うかもしれませんが
実際には(近年は)毎年
そうなっているので
決して「今年だけ」の
話ではないのです。
この評価の分かれ目は
評価するための範囲(何年を見ているか?)
を変えているだけ。
1年なのか?
10年なのか。
評価するための範囲(スパン)を
いろいろ変えてみるだけで
全然違った「結果(評価)」に
なってしまいます。
あなたが起業する時、
こういった
「評価する基準をいろいろ変える」
という視点はかなり大切です。
たとえばですが、
ある年の4月だけ
売上が100万円あったとします。
100万円!?
すごいですよね。
そして(しかし?)その後
5月、6月、7月・・・と
ずーっと売上0円だったら
どう思いますか?
「うわ、これヤバいんじゃないの?」
って思いますか?
それとも
「もう少し様子みておこうかな・・・」
って思いますか?
実際の起業家に聞いてみると
評価は二分します。
あなたはどちらの考えに近いでしょう。
実際にヤバいのか、
まだ様子を見ているだけで
大丈夫なのかどうかは
業界や業態などによって
変わると思いますが
カウンセリングの場合は
特定の月や季節だけ
需要が急激に高まるお悩みもあります。
たとえば、不登校やうつなど。
いわゆる季節要因による変動が
めちゃくちゃ大きいです。
そう考えると、ある月だけ急に
売上が突出することも
ふつうに、よくあります。
なので、短期のスパンだけで
結論づけないで
複数のスパンをもって
評価・結論づけることが
大切ですね~。