こんにちは。
本郷です。
カウンセリングって
セラピー(心理療法)をするので
スキルが使えることは大切。
そして、それと同様に大切なのが
「知識」です。
今時の世の中、
すっかりと便利になったもので
カウンセリングについての知識も
さらっと検索すれば
一瞬で心理学のノウハウ動画や
カウンセラーの記事が
見つかる時代になりました。
だから、私はもう
充分「知識」持ってます!
こういうふうに思っている
カウンセラーさんもいるようですが
のべ20年30000件を超える
経験がある心理カウンセラーの
私にいわせると
「ほんとうに だいじょうぶなの?」
思わずこのツッコミを
言ってしまいそうになります^^;
カウンセリングをやっていても
お客様の中には
「心理学の知識」を蓄えこんでいて
いわゆる「論理武装」という名の
防衛反応を見せてくる方も
いらっしゃいます。
でも、ここでカウンセラーが
ビビっている場合じゃない。
カウンセラーはこころのプロですから
「プロ」としての視点・態度・対応が
必要なのです。
それはずばり!
「多角的な視点があるかどうか」
論理武装をしている人がいる。
「私は大丈夫ですから!」
「あなたよりも私のほうが分かってるから!」
カウンセラーに対して
こういった言動をされるお客様に対して
「ほんとう怖かったです・・・」
「カウンセラーやる自信がなくなりました」
直感と論理をつなぐ
心理カウンセラー養成講座を
受講された方の中にも
こういったことを
おっしゃっていた方が
おられました。
要は、お客さんが怖くなったので
カウンセラーやる自信がなくなった、
というわけです。
その話を聴いた時の
私の第一印象は、至ってシンプル。
「そりゃあ、自分の感情に浸りこんでいたらカウンセリングできなくなるよな~」
こう感じました。
もちろん、私がカウンセリングしていても
たまに論理武装してこられるお客様がおられます。
でも、私は全くひるみません(笑
むしろ、こう思います。
「そっか・・・。このお客様にとって、世界はそんなに敵だらけで怖い場所なんだ。そりゃあ完全武装で戦争しないと生きていけない、って思うよなあ」
こんな感じです。
さきほどの
「お客様が怖い」と話された
受講生に対しては
そういった話も交えて
フィードバックをしました。
目からウロコ!
といった感じでしたが
今では、すっかり
そういった視点も理解された感じで
「本郷さんのカウンセリングをもっとパクりたい」
とおっしゃっています。
私も負けていられません(笑
全部パクられる前に
さらなる成長をせねば、と
襟を正す思いです。