「いつもどおり」のハズなのに! の心理分析

カウンセリング知識

こんにちは。  

本郷です。

あなたは毎日、決まった量の

何かを食べる、もしくは飲んでいませんか?

私の場合、コーヒー好きなので

毎日3杯は飲んでいます。

そして、毎日飲んでいると

だいたい飲む時間とか

コーヒーをコップに入れる量とかが

いつでも「ほぼ同じ」に

固定されていきます。

(これを習慣と呼びます)

さて、いつもどおりの時間に

いつもどおりコーヒーの瓶を傾けて
瓶をトントンしてコップに入れたのに

「うっ・・・きょうはなぜだか苦いぞ?」

たまーに、こんなことがあります。

量は同じ。

注いだお湯や牛乳の量もいつもどおり。

それなのに、なぜ

苦味が違うのか!?

それは、無意識(または潜在意識)の影響が

あるからです。

頭(顕在意識)では、

いつもと全く同じことを

やったと思っているのですが

たとえば、自分では自覚できていないだけで

いつもよりちょっぴり焦っていたり

ちょっぴり怒っていたりすると、どうでしょう。

たぶん、気付かない間に(悪気は全くないけど)

コーヒーの瓶をトントンしてコップに入れる動作が

雑になりそうな気がしませんか。

ええ、たぶん、ほんとうに

雑になっていたはずです。
(冷静ではない、という意味で)

だからこそ、自分では自覚していないけど

実際に入れたコーヒーの量は

いつもよりも若干

多かったのでしょう。

そして、その事実に気付かずに

コーヒーを飲んで

「うわ、いつもよりも苦い!」となったのです。

たかがコーヒー1杯だけど

自分のココロの状態を知ることができる。
まさに自分に対する心理分析です。

心理学は、奥が深いですね~。