やばい、予約が入ってしまった!

事例

「本郷さん、ちょっといいですか?」

「どうされました?」

「実は、予約が入っちゃったんです!」

さて、このやりとり。

あなたは、一体どういうシーンを

想像されましたか?

こんばんは。

のべ20年 30000件を超える経験

生きづらさ解放カウンセラーの

本郷彰一(ほんごうしょういち)です。

さっきのやりとりですが

知り合いのカウンセラーとの

会話でした。

その方は、つい最近

デビューしたばかりの

かけだしカウンセラーさんです。

いやいや、ふつう

お客さんが来たら

喜ぶでしょ!!

・・・って

思いませんでしたか?

それがですね~、

実際のところ、どういう気持ちに

なるのかと言いますと

さっきの例のように

急に「不安」「焦り」「動揺」

しちゃいます。

とってもヘンな話ですが

「ヤバい!!」と、気分としては

あまりよくありません。

もっと極端な例になると

せっかく予約が入ったのに

心の底では

「キャンセルしてくれないかなー」

って本気で祈ってしまいます。

さらに極端な例だと

私なんかより他の方のほうが良いですよ

と、予約を思わず断ってしまうことも。

あれあれ・・・

なんだかヘンですよね。

せっかく、目の前のお客さんを

癒したり助けたりするために

カウンセラーになったのに。

でも、こういう心の動揺って

ある意味「当たり前」です。

潜在意識(こころ)の法則

によるものなのです。

理系な方でしたら

慣性の法則を想像してくださいね。

こころにも慣性が働くのです。

つまり、良い意味でも

悪い意味でも「変化したくない」

ってこころはいつでも思っています。

なので、今までは

「カウンセラーじゃないカタギの人」

だったのが

お客様からご予約が入ったことにより

「カウンセラー」

になった、ということです。

ですが・・・

その現実面の(役割の)変化に対して

こころが追い付かないので

「変わりたくない~」

ってこころが勝手に思い、そして

“カウンセラーにならずに済む

確実な方法は、お客様が予約を

キャンセルすることだ!”

って、思っちゃいます。

(そして・・・。無意識的に

そういう結果を生みだすような

言動・態度を取ってしまいます)

うーん、こころって

本当、奥が深い。

まずは、あなたのこころにも

そういう「法則」があるんだ

という事実を

受け止めていきましょう。

(◎とか×とかのジャッジではないです)

これを克服する方法がありますが

またの機会にお伝えしますね。