そのストレス、どう対処してますか?

カウンセリングマインド

こんにちは。  

本郷です。

みなさんは、

「あー、最近ストレス溜まってるなー」

という時・・・

どういうふうにして

ストレスに対処していますか?

・とにかく寝る

・衝動買いをしたりどか食いをしたりする

・仕事に打ち込んでいたらそのうち忘れる

いろいろな対処法があると思いますが

心理カウンセラーの立場として

一番オススメな対処法は

「ストレスと向き合う」

です。

つまり、そのストレスは

一体何が原因なのか?

これをまず明確にします。

しかし、ここで終っては

まだまだ心理学的に定義するところの

「向き合う」とはいえません。

さらにここから

深掘りをします。

どうして、それが今の自分にとって

ストレスになるのだろう?

この視点です。

たとえばですが・・・

子どもが泣き止まない。

この状況に対して

我を忘れて子どもを投げ飛ばすぐらいに

ストレスを感じる人もいれば

「あらあら~、こまったわね~」と

とにかく子どもをあやし続けて

全くストレスに感じない人もいます。

この違いは、一体どういうことか?

というナゾを解明するということです。

信じられないかもしれませんが、

同じ状況であったとしても

あなたと他人では

それに対するストレスを感じる度合いが

全然違うのです。

民族や地域が違えば

常識や風習、法律が違うのと同じです。

上記は、地域や国家レベルの話ですが

一般的にカウンセラーが扱う心理学は

これを個人レベルに落とし込んだものです。

つまり、人が違えば

常識も風習も法律(ルール・価値観)が違うのです。

なので、人によって

ストレスになる・ならないも違うので

じゃあ、どうして

自分の場合はストレスになるのだろう???

これと向き合うことで、

ストレスに感じている理由(原因)がわかります。

理由(原因)がくっきり・はっきりわかれば

次は、「じゃあ、これからどうするか?」を

選択することができます。

さきほどの、

子どもが泣いているとストレスだ!

投げ飛ばしそう!っていう人を例にとると・・・

今までのカウンセラーとしての経験則でいうと

その人の親が厳格だった、虐待していた

こういうパターンである確率が高いです。

そうなりますと、

ほんとうに必要なストレス対処法は

「とりあえず離れる」

「子どもを泣かせない」

「叩くのではなくて叱る」

こういうものではないことがわかります。

(一時的には有効ですが、根本解決ではありません)

私や小林が提供するスタイルの心理カウンセリング

あくまで根本解決を目指します。

とりあえずの対処療法として

「とりあえず離れましょう」

「子どもに伝わる言い方で叱りましょう」

みたいなことはお伝えしますが

あくまで、対処療法。その場しのぎであることを

理解したうえでお伝えています。

そして、それえと同時並行で

根本解決のためのセラピーを

お客様に行っていくのです。

つまり、親との関係で生じた

トラウマを癒すということです。

ふだん、何気なく過ごしていて

「あ、ストレスたまってるな~」

という、気付きの奥底には

こんな、人生をがらりと変えるような

「ほんものの癒し」のチャンスが

隠されているのですね~。