カウンセラーはジャッジしない

事例

こんばんは。

のべ15年 30000件を超える経験

生きづらさ解放カウンセラーの

本郷彰一(ほんごうしょういち)です。

カウンセラーはジャッジしない

っていうお話です。

ジャッジ、つまり

「善悪の判断をしない」

ということです。

たとえば、仕事のお悩みで

上司との関係がうまくいかない。

こんなお客様がいたとします。

そして、よくよく話を聴くと

上司はすぐに頭に血が上る性格。

そんな上司をお客さまが無視している。

そういった関係性が

わかってきました。

こういった時に、私たちは

悪気はないのですが、ついつい

ジャッジをしてしまいます。

「感情的な上司は管理職としてダメ」

「上司なんだから無視はいけない」

「いや、どっちもどっちだ」

こんな感じです。

ただの雑談、飲み会での愚痴、

そういったレベルでは

全然問題ありません。

しかし、カウンセリングでは

こういった「一般的」「常識的に考えて」

といった判断は横に置いておく

つまり、

カウンセラーはジャッジしない

これが求められます。

そうでないと、

「上司が悪い」で終わってしまうと

このお客様のお悩みの根本が

分からずじまいで終わってしまいます。

ほんとうの意味での癒し

カウンセリングが

いつになってもできないのです。

一方、

「無視するあなたが悪い」と指摘すると

おそらく、このお客様は

二度とあなたの元に

相談に来ないでしょう(笑

ということで、こういった

対人関係のトラブルという

お悩みに対して

ジャッジすることは

どちらか一方に

肩入れすることになるので

結果、良いカウンセリングには

ならないのです。

だからこそ

カウンセラーはジャッジしない。

この姿勢が必要なのですね~。