無口なぐらいがちょうど良い

カウンセリングスキル

こんにちは。  

本郷です。

こんなご質問をいただきました。

「カウンセリングって、何を話したら良いのですか?」

なるほど!

確かに疑問に思いますよね。

カウンセリングは

人を癒すって言うけれども

じゃあ、そのカウンセリングの時間、

カウンセラーは一体何を

お客様にやっているのだろう?と。

スポーツの中継みたいに

人がやっているカウンセリングを

間近で見ることはできないですし。

実際のところは・・・

「話す」というよりかは「聴く」

ことをやっています。

そうです!

カウンセリングの時間、

カウンセラーがやっていることは

自分が話す、ではなくて

お客様の話を聴くことをやっています。

カウンセラーが話す時は

お客様の話が深まるための

言葉がけや質問が殆どです。

だからこそ、カウンセラーが話す時の

主語は、たいていの場合「お客様」です。

カウンセラーが

「私は~~~」というような

自分を主語にしたことばを話すことは

ほとんどありません。

だからこそ、カウンセラーは

ベラベラと話す人とか、

自己主張したい人にとっては

とても物足りないと思います。

逆に、人の話を聴くのが好き、

あれこれ考えるのが好き、

相手のことをちゃんと理解したい、

こういうふうに考える人

(一般的には人見知りに思われがち)

のほうが、カウンセラーに向いています。

カウンセリングの時、

カウンセラーは「話さなくて良い」

むしろ、無口なぐらいがちょうど良い。

つまりこれは

しっかりとお客様の話に

耳を傾けましょう、ということなのです。