カウンセラーは未来も見える

カウンセリングスキル

こんにちは。  

本郷です。

焼いた肉は食べるけど

煮詰めた肉は食べない。

あなた(もしくはあなたの家族)の場合

こういったことはありませんか?

ちなみに、先ほどの

肉の食べる・食べないは

私の子どもの場合です^^;

同じ黒毛和牛でも

焼肉だったら食べるのに

すき焼きだと食べなくなります。

それはなぜか?

料理が違うから。

確かにそうなのですが、

こころのことを学ぶメルマガなので

カウンセリング的な視点で考えたいと思います。

何が違うのか?というと

・味付け

・食感

・かたさ(やわらかさ)

・温度

・取り分けた時一緒に入る「他の具材」

いろいろと、両者の違いが

ありますよね。

じゃあ、あなた(もしくは家族)にとって

「食べる」「食べない」を分ける一番の要因は

一体何なのだろう???

この視点こそが

カウンセリングの場面において

お客様の悩みの根本を「見立てる」考え方です。

見立てるというとちょっと専門的な

ことばなので、かみ砕いて表現すると

・原因さがし

・推理

・因果関係を明らかにする

こういった感じの

意味だと思ってくださいね。

こういうふうにして、

何が一番の原因で

「食べる」「食べない」が決まるのかが分かれば

じゃあ、

すき焼きじゃなくて肉じゃがだったら?

生姜焼きだったら?

カレーライスに入れたら?

・・・っていうふうに

応用をきかせて「予測」することも

できるようになります。

カウンセリングの場面では

今のお客様の

考え方や感情のパターンをもとにして

この場面だったら、このお客様は

こういうふうに考えて、こういう気持ちになって、

こんな行動をするだろうなあ~

っていうふうに、

カウンセラーはあれこれと予測を立てながら

お客様の話を聴いていくのです。

これも広い意味で

「見立て」の範疇に入ります。

ただ単に原因を

正しく特定できるだけでも

充分プロとしてのカウンセラーですが

さらに、「予測」も

精度よくできるようになると

もはや「未来が見える」状態です。

ここまでくると、カウンセラーとして

さらに一段階上のステージに

登れますよ~。