忘れるというチカラ

カウンセリングスキル

こんばんは。

のべ15年 30000件を超える経験

生きづらさ解放カウンセラーの

本郷彰一(ほんごうしょういち)です。

自然の猛威はほんまにすごい・・・。

改めてそう感じています。

今回の噴火しかり、

つい先日の大雪しかり、

少し前の地震しかり・・・。

私ふくめて人間は

なにもないと、だんだんと

昔の事を忘れてしまいます。

でも・・・。

この「忘れる」ということは

心理学的に見ると、とても重要なコトなのです!

どうしてかといいますと

「忘れる」ことで

昔のトラウマや心の傷を

癒すことができるから。

もし、あなたにとって

ありとあらゆる過去の出来事を

100年たっても鮮明に覚えていたら?

もし、本当にそうなったとしたら

たとえば、あなたが0歳の時の

まだ目すらハッキリ見えていない時

お腹が空いて困っているのに

誰もミルクを与えてくれない。

いったいいつまでこの苦しみが続くねん!

(なぜに関西弁?っていうツッコミは無しです)

っていう、あたかも永遠に続くような

苦しみ。

これすらも、100年たっても

鮮明に覚えていたら???

・・・たぶん、まともに夜眠れないでしょう。

頭では「待ってたらミルクもらえるし!」

って思っていても

永遠に続くかのような苦しみ(不快)が

いつになっても色あせず残っているから。

そうそう。

そういえば認知症も

同じことがいえるそうです。

死へ向かっていく苦しみを

「忘れる」ことによって

和らげる目的があるとか。

だからこそ・・・

教訓はわすれずに、でも

トラウマや心の傷は「忘れて」

あなたにとってよりよい毎日を

歩んでいきましょう!